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ロボッツ(吹替版)


貧しい皿洗い器ロボットの息子・ロドニーは、大発明家のビッグウェルド博士に憧れ、自分も発明家になりたいと夢見てきた。やがて成長したロドニーは、その夢を叶えるため大都市ロボット・シティへと向かう。しかし博士が引退した後のビッグウェルド・インダストリーズは、新しい経営者ラチェットのもと「最新部品でアップグレードし続けない中古ロボットは、すべてスクラップにする」という恐ろしい計画を進めていた・・・。


「レーシング・ストライプ」の失敗を活かして、今回は字幕版を見ようと心に誓ってみたものの、吹替版の方が上映時刻が早いので吹替版を見てしまいました。
失敗を活かせないタイプですヽ(゚∀゚)ノアヒャー

しかし、今回は映画中に吹替えのせいでガックシさせられる事はありませんでした!
草薙剛君、ろくでもない声優をしているかと思ったら、声質が主人公に普通に合っていました。
草薙君が上手いというよりかは、これは主人公の雰囲気に草薙君の雰囲気がピッタリマッチしていたおかげだと思う。
ちょっと情けないんだけども意思の強い頑張り屋さん。
普通の人っぽいけど『いい人』。
そんな感じで。

更に、主人公の相棒役であるフェンダーを演じていた山寺さん
いつもに増して素晴らしい!
お調子者なフェンダーを活き活きとコミカルに演じてくれました。
山寺さんが声優として出ると、一気にその映画が活力を持つ気がする。
彼の声は人の気持ちを一気に高めてくれるよね(同意求めてる)
そりゃ、朝の司会で「おっはー」とかするはずだよ(関係ないよ)('A`)

字幕版も豪華声優人のようですので、其方も非常に気になります。
吹替版だけでなく是非とも字幕版も見たいと思える、両者共に素晴らしい声優人です。


そして、内容と言えば、良くも悪くも子供向けなCGアニメ映画
大人でも勿論楽しめますが、映画が含むメッセージ性が明らかに子供向け過ぎて、大人が見ても余り心には響かないかもしれない。
何せメッセージが「夢を諦めるな」「なりたい自分になれるんだ」的なもので、人生の酸いの甘いも知り尽くした大人にしてみれば、もう何甘いこと言ってやがんだとツッコミたくな(以下略)
・・・
多少言い過ぎましたが、大人が目をキラキラと輝かして見る作品ではありませんね。
しかし、今現在人生を諦めている大人が奮起するために観るのは良いかもしれません。
大人は頑張るしかないんです。
頑張れ大人。
そして、上記した通り、子供でも大人でも物語全体としては確かに楽しめますし、所々含まれたギャグには素直に笑わされます。
歌も踊りもたっぷり、ロボット達の動きはコミカルで愛らしい、時折スピード感の溢れる爽快な映像。

当り前ですが、これは家族連れで観に行くのが一番良いと思われる映画です。

分類的には「Mr,インクレディブル」と同じような感じかな。
| movie | 14:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
アイランド


『アルマゲドン』、『ザ・ロック』など、これまで数多くのアクション大作をヒットさせてきたマイケル・ベイ監督が新たに選んだのは、現社会に突きつけられた“モラル”と“純粋な愛”だった!!近未来の巨大施設。毎日規則的な生活を続ける入居者たちの中に、リンカーンとジョーダンもいた。地球は汚染されており、生き延びることのできた彼らは施設で守られているのだと、みな信じていた。施設から出られる道はひとつ。唯一、汚染を逃れた「アイランド」へ移住すること。ある日、ジョーダンが「アイランド」行きの抽選に当たった!しかし、その頃、リンカーンは「アイランド」行きは死を意味するのだと知ってしまう。彼は、ジョーダンの手を取り施設を脱走。生きたい。彼らのまさに命を賭けた闘いが始まった。
「goo 映画より」


今まで「パール・ハーバー」「アルマゲドン」等、私の個人的感想では、アクション映画か感動映画か解らないB級映画を創ってきたマイケル・ベイ監督。
今回の「アイランド」もどうせ無駄にお涙なシーンを入れて微妙な感じにしてるんでしょう、と大して期待していなかったのですが、今回のは中々上質なアクションムービーになっていました。

「アイランド」はこれまで使い古されてきた『クローン』というテーマを、アクション的には確りと消化していたと思います。
主人公が自分がクローンという事で、処分されるなんて嫌だ生きたいと思ってアクションしまくっても、自分は誰かのコピーなんだ偽物なんだと悩むクローンゆえの葛藤は一切ないんですね。
本来なら「クローンの葛藤を描かないなんてウッスイ映画!」と罵るところなんですが、「アイランド」は下手にヒューマン的要素を入れずアクションだけに専念したのが大正解だと思える映画でした。

そういった葛藤シーンを省いた分だけ、アクションシーンも盛りだくさんかつ派手で、2時間飽きることなく楽しむことができます。
ストーリーが単純である程度予測できるのも、この映画にとってはプラス評価になるのではないでしょうか。
安心しつつも手に汗握り、最後まで楽しんでみれるアクション映画です。


ただ、多少グロテスクといおうか胸糞悪いシーンもあります。
「クローン商品」というテーマで裂けられないであろう人間のエゴが「アイランド」には所々描かれています。
若い肌が欲しいから、病気や事故の時の保険が欲しいから、長く生きたいから、そういったエゴで「意思のある人間」を最後まで「物」として扱う気色悪さ。
だけど、そういった「生き物を物として扱う人間」と「私」とで何も違っていないなと映画を観終わった後に思いました。
主人公/リンカーンとヒロイン/ジョーダンを助けるマックという技術者が

「食べる牛には会いたくないだろう?」

という言葉を発しますが、ここで「クローン=食べる牛」と評されていることが解ります。
そして、私は、毎日牛肉、鶏肉、豚肉とありとあらゆる生き物を食べています。
だけど、それを「生き物」と認識した事は余りありません。
その私が食べている「生き物」がこれまで四本足で確りと立って生きていて、そして泣き叫びながら首を切られて死んでいったものだと実感しながら食べることはありません。
理屈では生き物だと解っていても、頭の中ではスーパーでサランラップにかけられて存在している唯の物だと思っているのです。
あくまで「生き物」を「物」として扱っているのです。
それは、「食べる牛=クローン=人間」を物として扱っていることと同じだと思うのです。

映画を観ている時は、「クローンだからといって殺しても良いなんて酷い!」だとか単純に考えていたのですが、今考えると、私は結局「クローンを切り刻む側」に居るんだと思います。
そして、自分が死ぬぐらいならクローンを殺してでも生き残りたいと望む側だと思います。

この映画は普通のアクション映画だけれども、根底のテーマは「クローン」というよりも「弱肉強食」ではないかと思う。
「アイランド」ではクローンであるリンカーンは初めは弱い側だったけれども、最後は強い側になったからこそ生き残った。
ネタバレそして、発注者であった本物のリンカーンは弱いからこそクローンに殺された。
結局、弱い奴が殺されて、強い奴が生き残る。
弱いから、牛や鳥や豚は殺されて喰われる。
強いから、人間の方が殺して喰って、弱いものを「物扱い」する。
弱いものを「物扱い」しない人間なんているんでしょうか。
この映画を観て、最後まで「クローン(弱いもの)を殺すなんて悪いことだ!」と思える人は何人ぐらい居るんでしょうか。


不愉快でしょうので反転↓

非常に極端な話、「クローンだからって殺すなんて酷い!」と思った人は牛乳と蜂蜜のみを食べて生きていけばいいと思う。
| movie | 17:57 | comments(3) | trackbacks(1) |
愛がなくても喰ってゆけます。
愛がなくても喰ってゆけます。
愛がなくても喰ってゆけます。
よしなが ふみ

35になったらS原とケッコンできる


この漫画における、FながFみさんの化粧前→化粧後の変貌っぷりはすごい。
最近とみに思うのだけれども、女の子って化粧で本当に変身するわ。
めちゃめちゃ化粧厚塗りの人が学校にいるんだけども、この前その人のすっぴんを見た。
ビックリしすぎて目玉が飛び出るかと思った(本気で)
いつもはケバケバしいぐらい派手な顔なのに、すっぴんになった瞬間、何処の田舎から出てき…げふんげふん…カエルを素手で掴みそうな…げふんげふん……うん!(失礼すぎる)
それぐらい化粧の威力はすごい。
ガッシュでいうとバオウ・ザケルガぐらいすごい(解り難い)
女の子の化粧っておめかしっていうよりも変身だね。

内容も、料理だけ紹介してりゃいいやーな感じじゃなくて、ちゃんと人間や人間関係も描いていて、それぞれに確りとした個性があるから読んでいて飽きが来ない。
そして、料理が洒落にならないぐらいおいしそう。
普通の料理漫画(例えば、「中華●番!」とか)で美味しい料理を食べたときのリアクションって余りにもリアクションが大袈裟すぎて、それ故に料理の美味しさが解らないものなんだけど、この漫画のリアクションは「あー」って納得できるような身近なリアクションで、だからこそ料理に対しても味が何となく予想できる分、本当に美味しそうに見えてしまう。
私もおいしい店探してみようかな、と思える漫画。
そして、読み終わった直後、美味しいものが食べたくてじたばたしてしまう漫画。
ああああ、美味しいものが食べたいー!!
| comic | 12:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
こころ
こころ
こころ
榎本 ナリコ

私は今、自分で自分の心臓を破って、
その血をあなたの顔に浴びせかけようとしているのです。



夏目漱石名作「こころ」を漫画化したもの。
結構ストーリーもはしょってあるし、脚色してあるし、キャラクターも現代風にしてあるけれども、精神面は忠実に創ってあります。
私は途中までは所々に見られるストーリーの薄さに飽きつつ読んでいたのだけれども、終幕近く、Kの墓前にお嬢さんと一緒に立つ先生のとある表情を見た瞬間、ああ良い漫画だなと思えた。
恋しいお嬢さんの傍にいるのに、自分は孤独だと実感した先生の顔が、その顔だけで絶望を語っていた。
それから、もう一度人物の表情に着目して読み直してみると、本当にこの榎本ナリコさんは人物の表情を描くのが上手いと感じた。
人間の汚い部分、優越感や劣等感、エゴイズムをじわりと表情に浮かび上がらせている。
人物の笑みを単なる笑顔として終らせていない。
その笑顔に含まれる奥深い感情をじわりと滲ませている。
うん、本当に榎本ナリコさんが「こころ」を描いていてよかったと思えた。

ストーリーははしょりすぎてて解り難いし、設定もかなり変えてしまっているけれども、本当に大事な部分はちゃんと書いていると思える良作。
| comic | 12:30 | comments(0) | trackbacks(1) |
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語


発明好きのヴァイオレット、読書家のクラウス、噛むことが大好きなサニーは、裕福なボードレール家の三姉弟妹。ある日、火事によって愛する両親を失った3人は、遠縁のオラフ伯爵に預けられる。ところがオラフ伯爵は、後見人手続きが終わった途端、遺産目当てに3人の暗殺を企てる。3人は、この危機を知恵と勇気で逃れ、別の親戚へ預けられることになるのだが、強欲なオラフ伯爵は、あらゆる手段で3人に近づこうとする。


5月3日鑑賞
| movie | 21:40 | comments(1) | trackbacks(2) |
海を飛ぶ夢


海の事故で、首から下が不随となったラモン・サンペドロは、26年間をベッドの上で過ごし、その年、自ら命を絶つ決断をする。人権支援団体で働くジェネは、ラモンの死を合法にするため、弁護士のフリアの協力を仰ぐ。法廷へ出る準備を進め、ラモンの話を聞くうちに、フリアは強く彼に惹かれていった。ある日フリアは、ラモンの家で発作に倒れる。不治の病に冒されたフリアは、やがて自らも死を望み、ラモンの死を手伝う約束をする。


4月20日鑑賞

何の覚悟もなく観に行った私には、息苦しくなるぐらい重い映画だった。
「海を飛ぶ夢」は「尊厳死」を実際に行ったラモン・サンペドロ氏という方の実話です。
実話だからこそ人物描写にも容赦がない。
フィクション映画だったら、ある程度人物の性格にも情けが入るし、観客にとって受け入れやすいものになっているけれども、実話には容赦がない。
自己中心的という言葉が当て嵌まる。
剥き出しのエゴや、時折見せる愛情の深さ、それらがごちゃまぜになって、何処か歪んだ人間に見えてしまう。
だけど、歪んでるこそ人間で、こんな風に思わず本当の人間を見せられると、私みたいな人間はグッと言葉に詰まってうろたえてしまう。
ラモンを取り巻く周囲の人間は、本当に多種多様で、彼を愛してると主張する人もいれば、彼の死を援助しようとする人もいる。
そして、彼の死を許さないと叫ぶ人もいる。
一番痛かったのは、ラモンの兄の糾弾かな。
彼は何処までも自分の弟の尊厳死を否定する。拒絶する。
だけど、ラモンは死にたがる。

「生きるこということは権利だ。でも今の自分には義務としか言えない。」

尊厳死を求める人の言葉はこんなにも重いのだろうか。
動かせない身体、排泄も他人頼り、何の景色も見れない、そういう気持ちはどういうものなのだろう。
想像もできなくて、ただただ息苦しい。
| movie | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
インファナル・アフェアIII 終極無間


潜入警官のヤンが殉職し、10ヶ月。警官として生きる決意をしたラウは、事件について、「ヤンを撃ったのは潜入マフィアのラムで、そのラムを自分が射殺した」と証言し、一時的に庶務課へ移動となる。その間ラウは、警察内に残る潜入マフィアを自らの手で始末してきた。ある日、保安部のヨン警視の部屋で、巡査部長のチャンが自殺する。内務調査課へ復帰したラウは、ヨンが潜入マフィアであるとにらみ、その身辺を調べ始めるが…


4月12日試写会鑑賞

無間道完結編、今回は「過去のヤンの幸せだった頃」と「第1部後、次第に心を壊していくラウ」の物語が交互に、かつ繊細に綴られていた。
この完結編は、アクションとして楽しむとか、サスペンスとしてドキドキするとか、確かにそういう要素もあるけれども、本質的にはそういう物語ではなかった。
唯、ひたすら悲しい物語。
もう変わらない事実や事件がそこに存在しているからこそ、優しく恋をしていたヤンの姿と、頑なに善人になろうとしてワヤクチャになっていくラウの姿が悲しい。

ヤン「善人でありたい」
ラウ「善人になりたい」

この違いにとことん泣かされた。
ラウはヤンになりたかったんだって事を最後に思い知らされて、打ちのめされた。

「ラウ、御前を逮捕する」

これが、ラウが一番言いたかった、言われたかった言葉なんだろうな。
ヤンにそう言われたかったんだろうな。
そう思うと、何だか苦しくなる。


シリーズに思い入れがない人は見ない方がいいかもしれません。
感情移入ができないと、物語自体はあんまり面白くないです。
(試写会途中に何人も寝てる人やらごそごそしてる人いましたし('A`))
当然、気鉢兇魎僂討覆た佑盡ない方がいいです。
むしろ、観ないで下さい。

そして、シリーズに思い入れのある人は是非観てください。
ぐちゃりと心をひき潰されます。
| movie | 21:34 | comments(0) | trackbacks(1) |
コンスタンティン

コンスタンティン
コンスタンティン

悪魔を見分ける特殊能力を持ったジョン・コンスタンティンは、人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返し続けている。その体は末期ガンに冒され、余命は1年。悪魔祓いの最中、不穏な空気を感じたジョンは、地上を成立させている、天国と地獄の均衡が崩れかけていることを知る。同じ頃、妹の自殺に不審を抱く女刑事アンジェラが、ジョンに協力を頼んできた。妹、イザベルの手首には、サタンの子ルシファーの印が刻まれていた…。


席440席の劇場に50人以下という観客数の中、以前からずっと楽しみにしていました「コンスタンティン」鑑賞して来ました(*´∀`*)

まずストーリーについては、マトリックスに比べて全体的に設定の薄さが感じられるものだった。
アンジェラ&イザベル姉妹だとか、ミッドナイトが保管する椅子だとか、運命(ロンギヌス)の槍についてだとか、余りにも説明や深みが少なすぎる気がした。
観客の想像にまかせているのかもしれないけれども、こういうエンターテイメント的作品には”想像におまかせ”なんていうくどいマネはして欲しくない。
是非解りやすく納得できる説明をして欲しかった。
反面、マトリックスは二作目からは設定が難しすぎて血反吐吐く思いだったのだけれども(゚д゚lll)

それから、何処かキャラクターを投げ捨てにしているような感があった。
もう開始してから中盤までに何人も死ぬ死ぬ死ぬ(黙れ)
必要以上に殺しているように思えて、余り良い気分にはなれなかった。
キャラクターは大切にして欲しい。
それじゃなくても個性的な能力を持ったキャラクターが多いのだから。
敵役も何だか影薄かったなあ。
一番目立ったのは、最後にちょろっと出てきたルシファーと●●リ●ルだろうか。
マモンとバルサザールは……完璧やられ役だったなあ(;´Д`)

そして、ここからは少し個人的な感情から。
コンスタンティンが自己中心的な人間だと聞いて楽しみにしていたのだけれども、結構コンステンティンは善人ではないかと思う。
本当に自己中心的な奴は、多少知り合った程度の女のために命をかけたりしない。
だから、完全無血の嫌な奴をコンステンティンに期待していた私には、コンステンティンが最後の最後でころりとサクリファイスしてしまったことが少し残念だった_| ̄|○もう少し無慈悲なとこ見せて(ォイ)
もしくは、自己中心的なコンスタンティンが自分の命をかけても良いと思うぐらい、コンスタンティンとアンジェラが深く関わるシーンを盛り込んで欲しかった。
コンステンティンにとってのアンジェラの存在意義が余り良く判らなかった感じもする。
昔の自分に投影したのだろうか。
それとも恋愛感情から?
続編が出そうな雰囲気なのだけれども、アンジェラが次回作に出るかも想像できない。


はい、今回はムカつく感じに嫌な感想述べましたが、ここから弁解ターイム(腐れ)

まず、コンスタンティン役のキアヌ・リーヴスについて、演技が上手いかどうかはよく判りませんが、確かにコンスタンティン役はハマり役だなと思わせてくれました。
あの何事も煩わしいと言いたげな横顔、煙草を吸う仕草、嫌な奴的オーラをそこはかとなく感じさせる表情、かなりハマッています。
人生に古ぼけたような痩せた男の頬、良いです(*´д`*)ハァハァ

そして、ガブリエル役のティルダ・スウィントン。
彼女は激しく格好良い女性です(゚∀゚≡゚∀゚)
そう目立つ顔目立ちと言うわけではないのだけれども、画面の中でとても映える方だなと思えました。
仁王立ちしている姿も、着ている服も格好良い。
初めて痛みを知った時の表情も素直に良いなと思えました(綺麗とか可愛いとかではなく、良い)

更にルシファー役のピーター・ストーメア。
もう存在自体ラヴ。
もしかしたら「コンステンティン」の中で一番すきかもしれないキャラクター&役者さん。
登場したのは最後の最後だというのに、登場した瞬間、それまで抱いていた私の「コンステンティン」の感想を根こそぎルシファー一色にしてくれました(真剣)
コミカルでキュートで残酷。
もし次回作が出来るなら、是非ルシファーの出演を多めでお願いします。

所々、ウォイォイって突っ込みたくなるような設定ではあるけれども、全体的に観れば、なかなか面白いなと思える作品です。
全然怖かったり凹んだりすることはないので、家族や恋人で観るのにも丁度良いのではないでしょうか。
とりあえずタバコの怖さを教えるのには丁度良いですよ(あんまり怖くないけど('A`)ドッチダヨ)

ついでに言えば、映画はエンドクレジットが終るまで確り観ましょうね。
うっかりしてると良いものを見忘れますよ。
| movie | 17:58 | comments(4) | trackbacks(16) |
ありのままの君が好き
ありのままの君が好き
ありのままの君が好き
樹生 かなめ, 雪舟 薫

「俺のぶーになれよ、幸せにしてやるから」人呼んで『ぶたごりら』の四天王寺寿杏はゴリラの巨体に乙女の心を持ち、父親が死んだら自分死ぬと断言するファザコンの成人男子である。外を歩けば後ろ指さされ、家でめそめそ泣いてお菓子を貪り食べる・・・そんな寿杏の家に、ある日、高校時代の同級生で父親の弁護士事務所に勤める、若手弁護士・英駿二が同居することになるのだが!?好き、好き、好き、好きになる?誰が誰を好きになる?人生を豊かにするウルトラ・オトメチックラブ誕生!!


ブタゴリラという単語を見てから覚悟は決めていたものの、いざ読んでみると木原音瀬氏作品「Don't Worry Mama」に匹敵するほどの衝撃作でした。


作者さんが後書きでおっしゃられているように、この作品のテーマは

綺麗じゃなきゃ愛されちゃいけないの

という事に限ると思います。
何せ受けである四天王寺寿杏が身長202cm、体重170kg、顔がゴリラ、要領が最高に悪い、ファザコン、内気な引き篭もりという「Don't Worry Mama」の今蔵にも勝るとも劣らない恐ろしい設定。
今蔵はまだ最後にはその体質や性格が改善されたから、まだBLファンにしてみれば許せたのかもしれませんが、この「ありのままの君が好き」では最後まで受けである四天王寺寿杏は変わりません。
顔が整形手術でも施したかのようにキューティーになるとか、あまった皮は何処に行ったんだと小一時間問い詰めたくなるほど痩せるとか、性格改善セミナーに通ったのかと思えるほど性格がラテン系になるとか、そんな事は一切ありません
タイトルの通り、「ありのまま」最後まで突き通します。
そして、そんな「ありのまま」の寿杏を、超イケてる(死語)英駿二は「ありのまま」に愛します。
最後まで読めば、「ありのまま」でいることの愛しさが何となく感じられます。
初めは果てし無くウザかった寿杏のことが可愛く思えてきます(ブタゴリラだけどめためたに可愛い)
英駿二がデブ専で良かった本当によかった(*´д`*)
寿杏を幸せにしてくれいと父親になった気分で言いたくなること間違いなし(すごい適当に言い切った)

だけど、「ありのまま」で居るということは本質が純粋である人にだけ許される特権です。
大抵の人は「ありのまま」で居たらダメです(ォイ)
薄汚い自分は猫を被って隠しましょう。


蛇足ですが、一人では生活できず父:嘉一に養われている寿杏は依存系に見えるかもしれないけれども、本当に依存しているのは嘉一と英駿二なんだなと最後には感じられました。
他人と腹を割った付き合いができない彼ら二人には、寿杏の傍にしか安心できる場所がないんですよね。
寿杏はラストには依存せずとも一人で生きていけそうな逞しさを見せてくれるけれども(ダイエットを始めようとするとこなんか)、この二人は更に依存を深めてしまったように思える。
寿杏が変わらないのを望むところなんか、少し滑稽なぐらい依存しているなあと思った。
それが良いとか悪いとかは言えないのだけれども(本当に蛇足だ)
| bl novel | 23:52 | comments(0) | trackbacks(93) |
アビエイター
アビエイター
アビエイター

若き富豪ハワード・ヒューズの夢は、世界的映画監督と航空家。1930年、莫大な予算をつぎ込んだ映画『地獄の天使』を成功させたハワードは、航空会社を買収し、ライバル社パンナムとの探りあいのなか、軍飛行艇ハーキュリーズの開発に乗り出す。1946年、テスト飛行中に墜落したハワードは、瀕死の重傷を負ってしまう。空軍からは、戦争の終結を理由にハーキュリーズの契約を取り消されたうえ、軍用資金横領の疑いで公聴会に出席することになるが…。


観客11人、公開直後だというのに寂しい限りの観客数。
しかし、「アビエイター」を観終わった後、これは下手に人に囲まれて観ずに済んでよかったと心底思いました。
「アビエイター」に関して言えば、これを単なる面白おかしい娯楽映画として観に行ったら、確実に期待外れになってしまう。
家族とでもカップルとしてでも観に行ってはいけない。
「アビエイター」は魂が根元から揺さ振られるような凄まじい映画であり、涙が流れるとかそういう問題ではなく思わず咽喉を押さえて息を潜めたくなるような辛い映画でもある。
だから、これはたった一人で立ち向かうように観るべきだ。
それぐらいハワード・ヒューズという男の人生は、観てる側にとって辛い。
母親から溺愛され、両親の遺産を受け継いだ成金の男、しかしその胸中は理想に溢れている。
叶わない夢なんてないと信じている。
普通なら夢を全て叶えようとする人の姿は格好良く見えるのかもしれない。
だけど、頑なに一途なまでに夢に突き進んでいくハワード・ヒューズの姿は、格好良いを通り越して痛々しさを感じさせる。
余りにも障害が多すぎる。
周りからの妬み/妨害、女性との別れ、自分自身の精神の脆さ。
強迫神経症(潔癖症)になり、トイレで必死になって手を洗う姿、裸になり密室に閉じこもり映画を観続ける姿、観ているだけで息が詰りそうになる。
途中からは殆どこういったハワード・ヒューズの苦悩のシーンになってしまうので、168分耐え切るのは観客にとっては拷問に近いかもしれない。
もちろん悪い映画というつもりはありません。
むしろ心理学的に観れば、非常に良い作品だと思います。
だけど、単なる映画好きには、繰り返しますが本当に辛い。
映画を観る前にあらかじめ彼の死に様をとあるサイトで読んでいるからこそ辛い。
彼は最初から最後までマザーコンプレックスで、潔癖症で、誰の手も取れなかった。
映画中にキャサリン・ヘップバーンは「あなたも私も泣かない人」と言っていたけれども、ハワード・ヒューズは「泣かない」のではなく「泣けない」のではなかったのだろうか。
彼には本当に窮地の時、縋り付く人がいなかった。
キャサリン・ヘップバーンの呼び掛けに応じて外に出ていられれば、彼の人生は少しは変わったのかもしれない。
自分の世界、もしくは母親の世界から逃れ、他人の腕の中に飛び込めたのかもしれない。
しかし、彼は出来なかった。閉じこもったままだった。
だから、彼は最後まで孤独なんだと思った。
「泣けない」んだと思った。
彼の人生が良いか悪いかなんて本人にしか判らないことだけど、観客にとっては痛々しく切ないことこの上なく、彼の人生が通り過ぎるのを耐え切るしかない。
そういう意味では、「アビエイター」は耐える映画だった。

レオナルド・ディカプリオ、今までは単なる二枚目俳優だとばかり思っていましたが、本作によってそれまでの印象が完全に覆されました。
役柄の心情の変化に合わせて、その顔の雰囲気が他人と見間違うほどガラリと変わり、身体中から苦悩が滲み出ている。
素晴らしい。
文句なしに一流俳優だと実感しました。
今回は主演男優賞はジェイミー・フォックスにとられましたが、ジェイミー・フォックスがいなかったら確実に主演男優賞はレオナルド・ディカプリオがとっただろうと思える程の最高の演技だった。
躁病とも思えるキャサリン・ヘップバーン演じるケイト・ブランシェットの演技も素晴らしい。
彼女はどちらかと言えば、骨っぽくて女性らしいむっちりとした体型ではないのですが、それでも妖しい色気をたっぷりと感じさせてくれました。
男勝りな性格と思いきや、時折女性らしいヒステリックさ、粘つくような嫉妬心を垣間見せる。
ちょっと怖いくらいでした。

ラストは先の見えない暗闇に飛び込むような感じで終ります。
ハワード・ヒューズは「The way of the future」と呟きますが、それは希望の光を殆ど感じさせてくれない「The way of the future」でした。
彼の「The way of the future」は何処で終るんだろうか。
| movie | 23:08 | comments(1) | trackbacks(15) |
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