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アイランド


『アルマゲドン』、『ザ・ロック』など、これまで数多くのアクション大作をヒットさせてきたマイケル・ベイ監督が新たに選んだのは、現社会に突きつけられた“モラル”と“純粋な愛”だった!!近未来の巨大施設。毎日規則的な生活を続ける入居者たちの中に、リンカーンとジョーダンもいた。地球は汚染されており、生き延びることのできた彼らは施設で守られているのだと、みな信じていた。施設から出られる道はひとつ。唯一、汚染を逃れた「アイランド」へ移住すること。ある日、ジョーダンが「アイランド」行きの抽選に当たった!しかし、その頃、リンカーンは「アイランド」行きは死を意味するのだと知ってしまう。彼は、ジョーダンの手を取り施設を脱走。生きたい。彼らのまさに命を賭けた闘いが始まった。
「goo 映画より」


今まで「パール・ハーバー」「アルマゲドン」等、私の個人的感想では、アクション映画か感動映画か解らないB級映画を創ってきたマイケル・ベイ監督。
今回の「アイランド」もどうせ無駄にお涙なシーンを入れて微妙な感じにしてるんでしょう、と大して期待していなかったのですが、今回のは中々上質なアクションムービーになっていました。

「アイランド」はこれまで使い古されてきた『クローン』というテーマを、アクション的には確りと消化していたと思います。
主人公が自分がクローンという事で、処分されるなんて嫌だ生きたいと思ってアクションしまくっても、自分は誰かのコピーなんだ偽物なんだと悩むクローンゆえの葛藤は一切ないんですね。
本来なら「クローンの葛藤を描かないなんてウッスイ映画!」と罵るところなんですが、「アイランド」は下手にヒューマン的要素を入れずアクションだけに専念したのが大正解だと思える映画でした。

そういった葛藤シーンを省いた分だけ、アクションシーンも盛りだくさんかつ派手で、2時間飽きることなく楽しむことができます。
ストーリーが単純である程度予測できるのも、この映画にとってはプラス評価になるのではないでしょうか。
安心しつつも手に汗握り、最後まで楽しんでみれるアクション映画です。


ただ、多少グロテスクといおうか胸糞悪いシーンもあります。
「クローン商品」というテーマで裂けられないであろう人間のエゴが「アイランド」には所々描かれています。
若い肌が欲しいから、病気や事故の時の保険が欲しいから、長く生きたいから、そういったエゴで「意思のある人間」を最後まで「物」として扱う気色悪さ。
だけど、そういった「生き物を物として扱う人間」と「私」とで何も違っていないなと映画を観終わった後に思いました。
主人公/リンカーンとヒロイン/ジョーダンを助けるマックという技術者が

「食べる牛には会いたくないだろう?」

という言葉を発しますが、ここで「クローン=食べる牛」と評されていることが解ります。
そして、私は、毎日牛肉、鶏肉、豚肉とありとあらゆる生き物を食べています。
だけど、それを「生き物」と認識した事は余りありません。
その私が食べている「生き物」がこれまで四本足で確りと立って生きていて、そして泣き叫びながら首を切られて死んでいったものだと実感しながら食べることはありません。
理屈では生き物だと解っていても、頭の中ではスーパーでサランラップにかけられて存在している唯の物だと思っているのです。
あくまで「生き物」を「物」として扱っているのです。
それは、「食べる牛=クローン=人間」を物として扱っていることと同じだと思うのです。

映画を観ている時は、「クローンだからといって殺しても良いなんて酷い!」だとか単純に考えていたのですが、今考えると、私は結局「クローンを切り刻む側」に居るんだと思います。
そして、自分が死ぬぐらいならクローンを殺してでも生き残りたいと望む側だと思います。

この映画は普通のアクション映画だけれども、根底のテーマは「クローン」というよりも「弱肉強食」ではないかと思う。
「アイランド」ではクローンであるリンカーンは初めは弱い側だったけれども、最後は強い側になったからこそ生き残った。
ネタバレそして、発注者であった本物のリンカーンは弱いからこそクローンに殺された。
結局、弱い奴が殺されて、強い奴が生き残る。
弱いから、牛や鳥や豚は殺されて喰われる。
強いから、人間の方が殺して喰って、弱いものを「物扱い」する。
弱いものを「物扱い」しない人間なんているんでしょうか。
この映画を観て、最後まで「クローン(弱いもの)を殺すなんて悪いことだ!」と思える人は何人ぐらい居るんでしょうか。


不愉快でしょうので反転↓

非常に極端な話、「クローンだからって殺すなんて酷い!」と思った人は牛乳と蜂蜜のみを食べて生きていけばいいと思う。
| movie | 17:57 | comments(3) | trackbacks(1) |
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| みんなのプロフィール | 2005/08/05 10:11 PM |
逃げ出したクローンの二人、
最初は純粋なモノだったかもしれない。映画の宣伝みたいに。
でも自分たちが生き残る為にオリジナルを殺したことによって
ホンマもんの人間になった気がしました…身勝手な人間というイキモノに。
でもしょーがないよね。牛乳や蜂蜜だけじゃ、人間生きていけないもん。
| chishi | 2005/08/17 2:43 AM |
>chishiさん
こんばんは、返答遅くなって申し訳ございません。
お久しぶりなエムです。

「アイランド」は多少人間やクローンを皮肉った映画のような気もします。
マックがリンカーンとジョーダンに「食べる牛には会いたくないだろう?」と言いますが、その前にリンカーンは施設でベーコンを食べたがってるんですよね。
マックに「食べる牛」と評されたクローンが「豚を食べている」。
結局、クローンも他の人間と同じように殺す立場にいるというのが、何だか嫌な感じがします。
そして、結局オリジナルを殺したことによって、本当にクローンもただ殺すだけの立場になってしまったんですよね。
何と言おうか、人間にしてもクローンにしても、生きるという事は何かを殺して生きることだという事なのでしょうか。
牛乳と蜂蜜だけじゃやっぱりダメですよね。

コメントありがとうございました(*´∀`*)
| エム | 2005/08/22 10:44 PM |
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| 本と映画と音楽と・・・お酒が好き | 2005/08/17 2:41 AM |