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海を飛ぶ夢


海の事故で、首から下が不随となったラモン・サンペドロは、26年間をベッドの上で過ごし、その年、自ら命を絶つ決断をする。人権支援団体で働くジェネは、ラモンの死を合法にするため、弁護士のフリアの協力を仰ぐ。法廷へ出る準備を進め、ラモンの話を聞くうちに、フリアは強く彼に惹かれていった。ある日フリアは、ラモンの家で発作に倒れる。不治の病に冒されたフリアは、やがて自らも死を望み、ラモンの死を手伝う約束をする。


4月20日鑑賞

何の覚悟もなく観に行った私には、息苦しくなるぐらい重い映画だった。
「海を飛ぶ夢」は「尊厳死」を実際に行ったラモン・サンペドロ氏という方の実話です。
実話だからこそ人物描写にも容赦がない。
フィクション映画だったら、ある程度人物の性格にも情けが入るし、観客にとって受け入れやすいものになっているけれども、実話には容赦がない。
自己中心的という言葉が当て嵌まる。
剥き出しのエゴや、時折見せる愛情の深さ、それらがごちゃまぜになって、何処か歪んだ人間に見えてしまう。
だけど、歪んでるこそ人間で、こんな風に思わず本当の人間を見せられると、私みたいな人間はグッと言葉に詰まってうろたえてしまう。
ラモンを取り巻く周囲の人間は、本当に多種多様で、彼を愛してると主張する人もいれば、彼の死を援助しようとする人もいる。
そして、彼の死を許さないと叫ぶ人もいる。
一番痛かったのは、ラモンの兄の糾弾かな。
彼は何処までも自分の弟の尊厳死を否定する。拒絶する。
だけど、ラモンは死にたがる。

「生きるこということは権利だ。でも今の自分には義務としか言えない。」

尊厳死を求める人の言葉はこんなにも重いのだろうか。
動かせない身体、排泄も他人頼り、何の景色も見れない、そういう気持ちはどういうものなのだろう。
想像もできなくて、ただただ息苦しい。
| movie | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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